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メジャーバージョン間の違いについて

2021.06.04

デバイスエクスプローラ OPCサーバーのメジャーバージョンが変わる場合(Ver.5→Ver.6など)の影響範囲について以下に示します。

製品の共存について

メジャーバージョンが異なる場合は、同じコンピューター上で共存することができます。

設定ファイル

プロジェクトファイル(*.dxp)

プロジェクトファイル(*.dxp)は後方互換性があり、新しいバージョンで古いバージョンのプロジェクトファイルを開くことは可能です。

システム設定ファイル(System.dxpcfg)

"C:\ProgramData\TAKEBISHI"の製品フォルダーにあるシステム設定ファイル(System.dxpcfg)は、は製品のインストール構成や共通プロパティに関連する設定ファイルであり、製品のメジャーバージョンごとに異なります。

過去のバージョンと同じように設定したい場合は、過去バージョンの設定に倣って手動で引き継ぐ必要があります。

OPC UAサーバー機能

OPC UAクライアントから接続時に指定するEndpointが異なります。
なお、OPC UAの通信ポートは、共通プロパティで任意のポート番号へ変更可能です。

※この表は横にスクロールできます

バージョン Endpoint 備考
Ver.6 opc.tcp://[IPアドレス]:52240 OPCサーバー内で証明書作成が可能
Ver.5 opc.tcp://[IPアドレス]:52210 証明書はOPC Configuration Toolなどの外部ツールで準備する必要あり
Ver.4 OPC UAサーバー機能なし  

 

OPC DAサーバー機能

OPC DAクライアントから接続時に指定するProg.IDが異なります。
なお、Prog.IDをバージョン指定せず「Takebishi.Dxp」と指定すると、最新バージョンとの通信となります。

※この表は横にスクロールできます

バージョン Prog.ID 備考
Ver.6 Takebishi.Dxp.6  
Ver.5 Takebishi.Dxp.5  
Ver.4 Takebishi.Dxp.1  

 

DDE/SuiteLink機能

DDE/SuiteLinkクライアントから接続時に指定するアプリケーション名の初期値が異なります。
なお、アプリケーション名は、"共通プロパティ"で変更できます。

※この表は横にスクロールできます

バージョン アプリケーション名 備考
Ver.6 DXPV6 DDE機能は非サポートとなっており、SuiteLink機能のみ利用可能です。
Ver.5 DXPSV  
Ver.4 DXP