お知らせ
デバイスエクスプローラ OPCサーバー Ver.6.6.0をリリースしました。
2022.03.28
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この度、産業用通信ソフトウェア「デバイスエクスプローラ OPCサーバー」の最新バージョン Ver.6.6.0 をリリースいたしました。
本バージョンでは、各種新機能追加、仕様改善、不具合修正を行っておりますので、バージョンアップをご検討頂ければと存じます。
主な新機能
- ライセンスキー(SWキーもしくはHWキー)が一時的に認識されなくなった際でも、一定時間は猶予期間として継続稼働できるGRACEモードを追加
- グローバルシステムタグに、ライセンスモード表示とライセンスエディション表示用のシステムタグを追加
- アプリケーション画面下部のステータスバーにライセンス状態を表示する機能を追加
- (SYSMAC Ethernet通信機能)SYSMAC CPシリーズのCP2E CPUに対応
- (FANUC FOCAS通信機能)PMC系統およびCNC系統の指定に対応
- (AB Ethernet通信機能)実機からのタグの一括自動生成機能対応やSTRING型の配列タグのアクセスに対応
主な仕様改善点
- OPC UAサーバー機能有効時の通信パフォーマンスを改善
- OPC DA通信用サンプルクライアント「VcSampleOpc」をDCOMの脆弱性(CVE-2021-26414)に対応した最新バージョンへ更新
- (FANUC FOCAS通信機能)カスタムマクロ変数の10,000番以降にもアクセスできるようにアクセス範囲を拡張
- (SIMATIC Ethernet通信機能)S7-1500シリーズとの通信パフォーマンスを改善
- (AB Ethernet通信機能)通信パフォーマンスを改善
- (LSIS Ethernet通信機能)データレジスタ(D)のアクセス範囲の上限を19999から32767に拡張
- (IEC61850 MMS Client通信機能)Playback有効時のデータ変化通知で受信したバッファデータの更新タイミングを変更
主な不具合修正
- 構造体テンプレートの設定操作(上書き、削除など)に関する不具合を修正
- メソッドタグの設定操作(名前変更、削除、上書きなど)に関する不具合を修正
- スクリプトでスケール変換設定をした配列型タグの値を参照すると不適切な値が取得されてしまう現象を改善
- (共有メモリ通信機能)スケール変換設定をした配列型タグの値が不適切な値となる現象を改善
- (Melsec EZSocket通信機能)GX Simulator3との通信に関する不具合を修正
- (FANUC FOCAS通信機能)デバイス種別「PATH」に対して値を書き込むと必ず0が書き込まれてしまう現象を改善
- (AB Ethernet通信機能)BOOL型配列タグの要素番号を指定したアクセスで、不適切なエリアにアクセスしてしまう現象を修正
- (BACnet通信機能)デバイス設定の「一括アクセス使用」無効時、タグ設定の「インスタンス番号」が0のタグの読出値が不適切となる現象を改善(対象バージョン:6.2.1~6.5.0)
- (MTConnect通信機能)システムタグの値が更新されない現象を改善
- (IEC61850 MMS Client通信機能)読出し方式「UnconfirmedService」指定時、オープン処理の書込みに失敗した際に、書込みのリトライが行われない現象を改善
アップデート内容の詳細は、リリースノートをご覧ください。
すでにVer.6をご購入済みの方はダウンロードページでパッチをダウンロードし、最新バージョンへアップデート可能です。