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デバイスエクスプローラ ファイルリンカー

IoT対応ファイル連携ソフトウェア

デバイスエクスプローラ ファイルリンカーについて

デバイスエクスプローラ ファイルリンカーはCSVなどのテキストファイルのデータを、IoTサービスに橋渡しするソフトウェアです。 設備に眠っているファイル資産を活用し、IoT化を実現します。

特徴

① 豊富な上位システムと連携可能

産業分野の国際標準規格であるOPC UA通信や、クラウド連携に適した通信規格であるMQTT通信に対応しているため、 多彩なIoTシステムとの組み合わせによる柔軟なシステム構築を実現します。 ICONICS社のGENESIS64等のSCADAや、Amazon Web Service等のクラウドサービスとの接続が可能です。

②設備のファイル資産を有効活用

CSV等のテキストベースのファイルデータを読み込みます。 設備に眠っている保全データ・専用装置/旧型機器のファイルを活用することができます。

③テキストファイルと上位システムの簡単接続

取得したいデータの行・列・区切り文字を指定し、ファイル内のデータを読み込むことができます。 ファイルフォーマットに合わせて自由に紐付けできるため、上位システムに簡単に取り込めます。

OPC UA、MQTT対応

ファイルから読み込んだデータを、産業分野で広く普及しているOPC UA(※1)で利用できるようOPC UAサーバー機能を提供します。 また、IT分野で多く採用されているMQTT(※2)という通信規格に変換してデータ送信することも可能です。

※1 OPC UA・・・産業分野の通信規格で、国際標準規格IEC62541として定められています。HTTPとTCP/IP通信、バイナリとXMLエンコーディングを提供しており、認証・暗号化による盗聴、なりすまし対策が搭載されています。 
※2 MQTT ・・・M2MやIoTに適した軽量なTCP/IPプロトコルです。1対多通信をサポートしており、センサー等の小型機器への組込みに最適です。省電力で高速、大容量通信が可能で、IoT向けの通信規格です。

旧バージョンからの置換えについて

旧バージョン「ファイルアーク FAエディション」から「デバイスエクスプローラ ファイルリンカー」に置き換える場合の注意点について。

OPC UAサーバー機能の違い

アプリケーション名の初期値が「FileArk_FA」から「DxpFileLinker」に変更されています。OPC UAサーバー設定でアプリケーション名は任意の文字列に変更可能です。

演算設定の変更

「ファイルアーク FAエディション」で提供していた演算設定は、「デバイスエクスプローラ ファイルリンカー」では演算タグに置き換えられており、初期状態では無効となっています。演算設定を有効にしたい場合は、アプリケーション設定で「旧演算設定を有効にする」をONにしてください。