製品情報

DNP3

DNP3マスター接続

DNP3対応

DNP3対応機器とのEthernet(TCP/IP)通信が可能です。

DNP3（Distributed Network Protocol）は、電力および水道業界で広く使用されている通信プロトコルで、特に遠隔での電力設備や水道設備の監視と制御に利用されます。

リアルタイムのデータ通信と制御を可能にするため、自動化システムの一部として採用されることが多く、マスターステーション（通常は中央コントロールルーム）とフィールドデバイス（例えば、変電所やポンプステーション）間の通信を容易にします。

また、このプロトコルはデータの完全性を確保するためのエラーチェック機能や、電力供給の中断やデータの欠損が発生した場合でもデータ伝送を続行できる冗長性機能を提供します。これらの特性により、DNP3は電力および水道業界での信頼性の高い通信を実現します。

DNP3をOPC UA通信に変換することで、OPC UAクライアント機能を有するSCADAシステムで統合監視・制御を行うことができます。

なお、電力システムの通信プロトコルとして、IEC60870-5-104、IEC61850 MMSなどもあり、デバイスエクスプローラ OPCサーバーはこれらにも対応をしています。

DNP3.0を用いた監視・制御システム